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2018/09/04

極初期ゴールドカップ仲間!

以前、日本のモデルガン・メーカーさんから「自社のフェイスブックに25番の写真を引用したい」と言う旨のメールを貰い、承諾したのですが(その承諾メールをいきなり晒されて驚いたが。変な事書かなくて良かったw)、何でもプレ70ゴールドカップの初期型を入手して、その仕様が私の物と同じだったそうで。おめでとうございます。と言うのも、(後述しますが)古い銃は長い歳月の途中でパーツが交換されていたり、改造されている場合があるからです。


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↑そんなわけで、また初期型ゴールドをバラしてみました。


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↑左側はディプレッサー付きシアー・アッセンブリーで、当ブログでディプレッサーの効果を検証するためにパーツで購入したものです。右側はこの銃に本来付属したオリジナルのチューンド・シアー(ゴールドカップ専用)で、ディプレッサーはありません。

現在は右側のオリジナルに戻してありますが、一時期は左側のディプレッサー付きシアーが組み込まれていたわけです。もしその時に私が銃を売却した場合、この初期型には本来無い筈のディプレッサー装備となってしまいます。次に買った人が、その事実を知らなければ「初期型にもディプレッサーは存在する!」と主張するかもしれません。こうなると話は厄介になり、鶴の一声でも無ければ泥沼化するでしょう。

最近は細かい銃の情報をネットフォーラムなどで得る人が多いようですが、個人の情報とはこのような誤解(本人に悪気はない)も含まれるので注意が必要です。過信せずに裏を取る事が肝心です。


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↑久々に再会した「スプリング・ローデッド・トリガーストップ」です。何度見ても惚れ惚れする・・・www


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↑完全に取り外すにはスペシャル・レンチが必要です。前回は根性で穿り出しましたが、今回はここで止めました。


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↑以前も思いましたが、よくもまあ、こんな面倒くさいパーツを作ったモンです(笑)。コスト度外視ですね。しかも、その存在意義が殆ど不明です。旧サイト時代(2016年11月)、真鍮モデルガン・メーカーさんに説明した際、このバネ圧がトリガーの2ステージ段階で加圧しているのでは?ディプレッサーの代わりでは?と訊かれましたが、それは違います。

このプランジャー・スプリングは強烈なテンションで(後で検証します)、とてもトリガー・プルに加算できる圧ではありません。そもそも、ディプレッサーとは1stステージと2ndステージの差を縮め、トリガープルが軽くなったように錯覚させる装置です。バネ圧を実際のトリガープルに加算する場合はディプレッサーとは言いません。その場合、ディプレッサーではなく、競技用2ステージ・トリガーに該当します。(両者については鉄砲談義を参考)



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↑トリガーストップ(プランジャー)は、このようにマガジン・キャッチに当たって停止します。ここで再三申しますが、プランジャーがマガジン・キャッチに当たった後、トリガーを更に引いてプランジャーを圧縮するような事はありません。前述したモデルガン・メーカーの人との問答でもありましたが、この辺が誤解を招き易そうですね。


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↑では、プランジャーのテンションがトリガープルとは無関係である検証をします。一目瞭然!プランジャーを圧縮するには4㎏以上の力が必要です!オープンボルト・サブマシンガンのトリガーだって、もう少し軽いですよ(笑)!・・・というわけで、スプリング・ローデッド・トリガーストップは、トリガープル(テンション)とは無関係です。

ならば、このプランジャーはいつ圧縮されるのか?何のために伸縮するのか?

そうなんですよね。そこが私も腑に落ちないんですよ。この銃を普通に射撃する上で、このプランジャーが圧縮される事はありません。私が考えるに、トリガーストップが当たった瞬間は同時にリコイルも発生していますから、フレームに伝わったリコイルの衝撃をトリガーに与えない為の「アブソーバー的役割」ではないかと。

ですが、じゃあスプリングの無い普通のトリガーストップは衝撃がトリガーに伝わるか?と言えば、全く気になりません(笑)。コストが掛かる割に効果の薄いシステムなので、直ぐに省略されてしまったのだと想像します。或いは、「設計段階ではガチ競技銃のように、このプランジャーを2ステージ目のテンションにしようと考えたが途中で挫折。仕方なくスプリングを強化してアブソーバーと言う形にして茶を濁した」・・・とか?

想像は膨らみますが、兎に角、このトリガーストップはあくまでも「トリガーストップ」なのです。モデルガン・メーカーさんが写真を公開したそうですが、ネット広しと言えど、極初期のスプリング仕込みトリガーストップの画像は滅多に見れるモンじゃありませんよ!私も実物を入手するまで目にする機会はありませんでした。

まあ、そんなわけで、モデルガン・メーカーさんの買った初期型が無改造オリジナルで「良かったですね」と。骨董銃を買うのは難しいんですよ(笑)。是非とも、極初期ゴールドをモデルガン化して下さい。


追記
日本では複数のモデルガン・メーカがプレ70ゴールドを競作(?)しているようですが、私はどのメーカーも贔屓しません。今回の記事(過去記事も含め)は、どちらかに加勢したりディスったりする意図では一切ありません。私が興味あるのは銃だけです。人間関係には興味ありません(笑)。



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