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2018/11/11

S&W M19を吟味

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↑コルト好きの私ですが、握って一番しっくり来るリボルバーはS&WのK(及びL)フレームです。個人差もあるでしょうが、コルトのIフレームやJ(及びV)フレームは少し手に余る感じです。


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↑ではチェックを兼ねて分解してみます。サイドプレートのコジ開けが固い場合、グリップ・フレーム右サイドをプラスチック・ハンマーで軽く叩くと、サイドプレートが浮いてきます(手で押さえて、プレートが飛び出すまで叩かない事!)。七分程浮いたら、写真のように木の棒でコジります。プレートのエッジは刃物のように鋭いので、他の表面と絶対に接触させないよう注意が必要です。


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↑マッチング・ナンバーで安心ですが、この年式のS&Wでは、ナンバーがそれぞれの組で異なっています。例えば、グリップ底部のシリアルはヨークが収まる部分のフレームとは一致しますが、ヨークの番号とは一致しません。そして、ヨークの番号はサイドプレートの番号と一致しますが(写真)、フレームとは異なります。

戦前モデルは全て同じ番号だったのですが、部品の互換性が確立されたので、一致させる必要が無くなったのでしょう。M1ガランドのパーツ番号みたいな感じかな?なので、この時代のM19を買って、「ヨークの番号が違ってる!」などと落ち込まないように。それが普通なんです。


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↑御開帳~!一部が赤くなっていますが、錆ではなくブルーイング時のムラです。何故かはわかりませんが、このように部分的に赤くなっていたり、一部のパーツが赤味を帯びたブルーになっている銃(共産国に多い)を良く見ますね。この銃も、バレルだけが薄っすらと赤いです。次回購入予定のプレ70ガバメントも、スライドが少し赤味を帯びています。


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↑ハンマーを外すには(組み立てる時も)、一度シリンダーを付けて、トリガーを写真の位置まで半引きした状態で抜き取ると簡単です。


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↑リバウンド・スライドを外すには、写真の位置に細いドライバーを差し込んで(傷付けないよう浅い角度で)持ち上げます。強力スプリングがブッ飛ぶので、指を添えるのを忘れずに(怖い人はボロ布で覆いましょう)。


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トリガーを外す際は、シリンダー・ハンドを押し下げて一体で抜きますが、もしハンドを手放すとバネの力で弾かれて、リコイルシールドを傷付けますので、ガッチリ保持して慎重に抜きます。


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↑千円以上する日本の銃雑誌では教えてくれなかったらしい、謎のポッチです(笑)。知りたい人は過去記事参照。


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↑ああ!ボルトが錆びてる!こんな事があるので、程度極上の品でも一度は分解した方が良いのですよ。早めに気付いて良かった・・・


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↑ステンレス・ブラシと錆落とし剤(使用は鉄の地金部分に限る!ガンブルー部分やメッキ、アルミやステンレスには使用厳禁!)で奇麗にしました。防錆油を塗って組み立てです。


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↑組み立て時の難所は、リバウンド・スライドのスプリング押し込みですね。我流ですが、リバウンド・スライドの溝に合ったマイナス・ドライバーをしっかりと当て、スプリングを前方に圧縮します。スリップするとバネが吹っ飛び、手が滑るとエッジでザックリと切り傷を負うので慎重に。(カメラ保持のために右手が写っていませんが、実際は右手もドライバーに添えてガッチリ保持しています)


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↑素早く押し込みます。スリル満点!恐らく、もっと簡単なスペシャル・ツールがあると思うので、握力に自信のない方は万全を期してください。

ちなみに、この記事を参考に分解して、愛銃を傷付けたり怪我をしても責任はとれません(笑)。自己責任でお願いします。


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↑完成!錆を発見したので、分解した甲斐がありましたね。


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↑後は実射を待つばかり!わくわくするのう・・・




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